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  Le Vin Nature フランス自然派ワインニュース  (5/17 2007)
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包装−フランスでLes fontaines a vin(ワインの酒樽?(Bag-in-Boxの事))人気上昇中

フランスでBag-in-Boxの人気が、保守的な人々のためらいに反して、上昇している。
果物、ワイン、園芸の業界団体であるCSAが発表した。

調査によると、2から20リットルの真空ビニール袋で作られていているこの新しい
包装形態によるワインは、今や、フランスの12.5%の世帯で購入されていて、
大型スーパーマーケットとスーパーマーケットでは、2006年において全ワイン販売の15%を占めた。
1996年から2006年の過去8年では、Bag-in-Boxの売上は4倍になり、大型流通業種では
140万ヘクトリットルが売れた。

20世紀末は、大型流通業種の半分の売り場だけでBag-in-Boxは販売されていたが、
今ではほぼ一般的となった(97%)。Bag-in-Boxは特に50歳以上の消費者に好まれている
(量からみると80%は50歳以上の層に購入されている。ちなみに、全ワイン売上の
70%は50歳以上に購入されている)。

Bag-in-Boxは、調査結果の驚く点だが、バーベキュー団体にとっては、“安いから”
というカテゴリーよりも“容易だから”というカテゴリーで選ばれることが頻繁にある。
長期に渡る保存と、何度も分けて飲むことが可能なBag-in-Boxが成功しているのは西洋国でである。

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遺伝子組み換え綿花による動物の消滅?

インドのAndra Pradesh州では、羊やヤギ、牛など数多くの動物が遺伝子組み換えの
綿花畑の収穫後の残りを食べた後、奇妙な方法で死んでいる。Andra Pradesh州政府は、
2007年4月以来、遺伝子導入植物の種子の禁止を強く求めている。

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アメリカで遺伝子組み換え種子が恒久的に禁止

アメリカの裁判所が、遺伝子組み換え種子を恒久的に禁止した。遺伝子組み換えの
多国籍企業は、この厳しい一撃と、この重大な裁判所の判決を批判した。事実上、
カリフォルニアの裁判官は、以前に、アメリカ政府が遺伝子組み換えに関する調査と、
特に化学メーカーMonsantoの遺伝子組み換えウマゴヤシの調査について適切なルール
に従っていないことに気付いていた。

2007年5月6日の判決は、従って、一時的な禁止だったものを恒久的なものとした。
化学メーカーMonsantoの遺伝子組み換えウマゴヤシは従って、アメリカ全土でもはや
販売できなくなる。既に蒔かれたウマゴヤシは、遺伝子汚染を避ける為に、監視下に置かれる。

この非常に厳しい判決について、Charles Breyer裁判官は、この遺伝子組み換えウマゴヤシ
は、環境を害し、自然に生えているウマゴヤシを汚染する可能性があると再度断言する。
彼はまた、アメリカ農務省が、この遺伝子組み換え種子によって汚染の可能性の存在が
ある事実を無視したことで、彼らは責任を怠っていたと断言する。

彼はさらに企業に、30日中に、アメリカ全土のMonsanto遺伝子組み換えウマゴヤシの
全畑用地を知らせる事を要求している。裁判官は同様に、自然なウマゴヤシを栽培
している農家と遺伝子組み換えウマゴヤシを栽培している農家が、彼らの畑が汚染
されているかどうか評価できるようにするために、企業に早急に情報を公開することを
求めている。