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Le Vin Nature フランス自然派ワインニュース (8/23 2007)
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2007年収穫時期について
今年は、4月、5月、フランスは夏のように“暑い”陽気でした。その時点で
ブドウが数週間例年よりも早く成長していることは度々指摘されていました。
7、8月は地域によってはかなり雨が多かったようです。
そのため、ブドウ畑にベド病なのが発生しているニュースも伝わってきています。
さてこのような天気の2007年でしたが、結果として、やはり4月5月の陽気の影響により、
今年の収穫は例年に比較してかなり早く、多くの地域では今週から収穫が始まったようです。
Vendanges(ブドウの収穫期):この単語は、フランス共和国カレンダーの第1月を意味する
vendemiaire(ヴァンデミエール・ぶどう月)に由来する。
これは、9月22日から10月21日である・・・
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アルザス
収穫は3週間早いこの水曜日から:
2007年の収穫は、クレマン・ド・アルザスについては8月22日から開始、AOCワインと
グラン・クリュワインについては9月5日から開始となる。アルザスの栽培者・醸造家協会(AVA)は、
例年より3週間早いと発表した。
しかしながら、リースリングとゲビュルツ・トラミネール種は、クレマン・ド・アルザスに
ついては8月27日以降から、AOCワインとグラン・クリュワインについては9月10日以降から
しか収穫を開始できないことを、AVAはコールマールでの集会で明確にした。
この収穫解禁日は、この4月と5月の例外的な日照と早い開花(通常なら平均6月21日だが今年は5月25日)
によるものであり、ブドウの熟成を確認したことからだ、とAVAは明らかにした。
20年前は、アルザスの収穫は10月10日辺りに行われるだけだったと、
AVAのJean-Paul Goulby代表は付け加えた。
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ボルドー
2007年のボルドーの収穫は2006年に比較すると早めであると発表された。
ボルドーのワイン団体(CIVB)によれば、白ワインは8月の終わりから収穫解禁、
赤ワインについては9月前半である。
剪定ばさみの最初の一切は、白ブドウで8月終わり、赤ブドウではメルローが
9月前半になると予想される。CIVBは“今後の気象予想が、この予定をより明確に
するだろう”と言う。昨年は、ソーヴィニョンブラン種ベースの辛口白ワインの
AOCで9月4日から収穫開始、メルロー種の赤ワインのAOCでは9月18日から収穫が始まった。
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ボジョレー
ボジョレー地区では、収穫開始の青信号を与える公示により、今年の収穫開始は
8月25日に決まった。今年は、従って、雨にもかかわらず早生となった。
区画によって熟成具合は不均等である。
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シャンパーニュ
シャンパーニュでは、大部分の栽培家が、悪天候により、収穫開始を延期している。
理論的には、ある地域ではピノ・ノワールとピノ・ムニエの収穫をこの木曜日からできる。
PouillonとCumieresはおよそ10のコミューンの1つで、そこでは木曜日から収穫を
始めることができるはずだった。
シャンパーニュの組合(CIVC)は、この8月23日という日を
予定していた。これは、4月の夏のような陽気がブドウの生長を早めたためである。
地域やブドウ品種に応じて、収穫開始日は9月第一週まで様々である。
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プロヴァンスとローヌ
この月曜日、最初の収穫がAOCコート・ド・プロヴァンスの沿岸地域で始まった。
また、ローヌ渓谷では、この週末ではGard南部のAOC CostieresとCotes du Rhoneで
収穫が始まるはずだ。
シャトーヌフ・ドゥ・パプなどより北の地域では、来週、
そして9月の初めに収穫が始まるだろう。