ボルドー：５年間で15％のＣＯ２排出削減計画
ボルドーのワイン業界団体CIVBは、ボルドーのワイン産業が排出する温室効果ガスを、
これから５年間で15％削減する計画を発表した。
調査によると、ボルドーのワイン産業から排出される温室効果ガスは、
１年間で200,000トンになるという。
最も温室効果ガスを排出しているセクションは、備品供給会社である。
排出量は85,000トン、全体の43％である。これは、第一に、ワインのボトルの製造と
利用に大量のエネルギーが必要なガラスのせいである。
ワインの運搬（特に道路を利用した）が2番目で、18％を占める（37,000トン）。
続いて、人の移動に関わる排出（観光者の移動やセールスマン、季節労働者の移動など）で、
全体の排出量の12％で23,000トンだ。
ＣＩＶＢは、この調査結果を受けて、これから5年で30,000トンの
削減に踏み出すことを発表した。「これは、とても現実的な目的であり、
フランスの2050年までに75％を削減するという目的に組み込まれる」という。
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[マスメディア掲載情報]
Gault Millau
Vin 2009 Nos 6400 meilleurs vins de France
フランスの著名なワインガイド「Gault Millau 2009年版」が発売されました。
弊社が取り扱っているワインも複数掲載されていますので、何度かに分けて、
概要をご紹介していきます。
（弊社が、「このワインは素晴らしい！」とか「美味しい」とか紹介するよりも、
利害関係の無いガイドなどの紹介の方が信用できる場合もあるでしょう・・・）
このガイドの蔵元の評価方法は、簡単にまとめると４段階。
4：niveau exceptionnel（並外れたレベル）
3.5〜3：niveau excellent（見事なレベル）
2.5〜2：niveau remarquable（注目すべきレベル）
1.5〜1：niveau tres bon（とても良いレベル）です。
個々のワインの評価は下記の通り、同じく４段階です。
20-19：Exceptionnel （並外れたワイン）
18-17：Excellent （見事なワイン）
16-15：Remarquable （注目すべきワイン）
14-13：Tres bon （とても良いワイン）
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★Bordeaux : Chateau du Champ des Treilles (AOC Saint-Foy-Bordeaux) (124ページ）
−蔵元評価−
2：niveau remarquable（注目すべきレベル） ビオディナミ
−紹介文要約−
1998年からJean-MichelとCorrine夫婦は、家族経営のドメーヌを運営している。
現在10ヘクタール、メドックの伝統品種であるPetit Verdotなどを継承していきたいと考え
７品種を栽培している。生物の多様性を心配していて、そのことからビオディナミを
取り入れている。テロワールを尊重し、その赤ワインは、果実の味わいがあり、凝縮している。
−個々のワイン評価−
白
●Sainte-Foy Bordeaux Grand Vin
2005 : 15 / 20
2004 : 15 / 20（取り扱い中）
2003 : 13 / 20
● Sainte-Foy Bordeaux Petit Champ
2005 : 13.5 / 20（取り扱い中）
赤
●Sainte-Foy Bordeaux Grand Vin
2005 : 15 / 20 (Coup de Coeur)
デカンタをすることで、スモモやカシス、ビルベリーの香りが広がる。熟した果実の
素晴らしい香りだ。口内ではバランスが良く、味わい深く、新鮮だ。カカオや甘草、
ヴィオレットなどの余韻が残る。
●Sainte-Foy Bordeaux Petit Champ
2005 : 14.5 / 20
2004 : 15 / 20
−データ−
ブドウ畑：10ヘクタール（赤 7ヘクタール／白 3ヘクタール）
ブドウ品種：
赤−Merlot, Cabernet Franc, Cabernet Sauvignon, Petit Verdot
白−Semillon, Sauvignon Blanc, Muscadelle
平均樹齢：38歳
手摘み：100％
醸造・熟成：ステンレスタンク、新樽、古樽
取り扱いワインは→こちら
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★Gaillac : Causse Marines (AOC Gaillac) （675ページ）
−蔵元評価−
3：niveau excellent（見事なレベル） オーガニック、コストパフォーマンス良
−紹介文要約−
この蔵元の所有者Patrice Lescarret氏は、自由人であり、予測不可能な人物だ。ボルドー出身で
醸造家だが、それ以上の人物である。ガイヤックの伝統品種を用いることに喜びを感じる農民であり、
ブドウの果実を敬う醸造家であり、また全てのキュベに言葉遊びを用いるコメディアンでもある。
気難しく、風変わりながら寛大で妥協を知らない。
キュベPeyrouzellesは、軽快なスタイルの中に果実味と新鮮さをあわせ持つ。Denconは素晴らしく、
余韻も長い。甘口やmethode ancestrale方式のPeambullesにも注目だ。
−個々のワイン評価−
白
●Gaillac Grain du Folie Douce （甘口）
2006 : 16 / 20
●Gaillac Les Greilles （コストパフォーマンス良）
2006 : 17.5 / 20（取り扱い中）
●VDT Dencon
2006 : 18 / 20（取り扱い中）
●Vin mousseux Preambulles
2006 : 14 / 20（取り扱い中）
赤
●Gaillac Peyrouzelles（コストパフォーマンス良）
2006 : 16 / 20 （取り扱い中）
−データ−
ブドウ畑：12ヘクタール（赤 6ヘクタール／白 6ヘクタール）
ブドウ品種：
赤−Syrah, Duras, Prunelard, Braucal, Jurancon
白−Semillon, Ondenc, Muscadelle, Mauzac, Loin de l’oeil, Chenin Blanc
平均樹齢：70-80歳
手摘み：100％
醸造・熟成：ステンレスタンク、古樽
取り扱いワインは→こちら